アイビスサマーダッシュの特集記事

夏競馬の舞台は、今週から新潟競馬場及び小倉競馬場に移動する。


その新潟競馬場では、サマースプリントシリーズ第2戦の第8回アイビスサマーダッシュが行われる。


アイビスサマーダッシュは、日本で唯一の直線1000mを舞台とする究極のスピード比べである。


そのアイビスサマーダッシュでは、
3歳馬のアポロドルチェ(勝浦)が人気
になりそうである。


アポロドルチェは、2歳時に京王杯2歳ステークスを
快勝して朝日杯2歳ステークスでも2番人気となった素質馬だが、
その後は一線級相手に惨敗を繰り返していた。


しかしながら、アポロドルチェは、前走のバーデンバーデンカップにおいて、デビュー戦以来となるスプリント戦でも楽に追走して快勝したように、スプリント適性の高さを示した。


よって、更に距離が短縮する第8回アイビスサマーダッシュにおいても、
アポロドルチェに高い評価
与えるべきであろう。


ただし、アポロドルチェのバーデンバーデンカップの勝利は、古馬の一線級が不在のメンバーに恵まれたものとみることもできるので、アポロドルチェにとっては、第8回アイビスサマーダッシュが
今後のスプリント戦線での活躍を占う意味での試金石の一戦となるだろう。


アポロドルチェが制したバーデンバーデンカップ組からは、
7着のマルブツイースター(中館)、8着のフジサイレンス及び12着のオートセレブも
第8回アイビスサマーダッシュに出走を予定している。


8着のフジサイレンス及び12着のオートセレブは、
アポロドルチェに大きく離されており、
これまでの実績を考えても、逆転する可能性は低い。


よって、第8回アイビスサマーダッシュにおいて、
フジサイレンス及びオートセレブを馬券対象として取り上げる必要はない


一方、マルブツイースターのアイビスサマーダッシュの敗戦は、馬場の悪いインを通らされて持ち味を発揮できなかったことを考慮すれば、度外視することもできる。


また、マルブツイースターは、小倉2歳ステークス1着、ファルコンステークス2着の
実績が示すように、短距離重賞ならば上位争いするスピードを秘めていることが分かる。


よって、スピードを生かせる良馬場
第8回アイビスサマーダッシュが行われるようであれば、
マルブツイースターが巻き返してもおかしくはないと競馬理論では判断している。


一方、中京の最終週に行われたCBC賞からは、
5着のカノヤザクラ(小牧)、6着のフジサイレンス、
11着のナカヤマパラダイス(柴田善)及び16着のスパインが出走する。


カノヤザクラのCBC賞の5着は、最初の3ハロン34秒0というスプリント戦にしてはかなりのスローペースを後方から追い込んで掲示板を確保したものであり、レース内容としての価値は高い。


また、去年の京阪杯においては、カノヤザクラは、
去年のアイビスサマーダッシュの覇者のサンアディユに迫っているように
、スプリント戦線の一線級相手でも通用する能力を秘める。


よって、第8回アイビスサマーダッシュにおいても、
カノヤザクラが好走する可能性は高い。


ただし、カノヤザクラは、近走を見るとスタートが悪くなっているので、出遅れてしまうと直線1000mの第8回アイビスサマーダッシュでは追い込みが届かない可能性があることを頭に入れて予想すべきと競馬理論では判断している。


一方、ナカヤマパラダイスのCBC賞の11着は、
休み明けで急仕上げだったことを考慮すると、
度外視することができる。


また、ナカヤマパラダイスは、去年のアイビスサマーダッシュでサンアディユの2着に好走していることから、第8回アイビスサマーダッシュが目標とみることもできる。


よって、去年のアイビスサマーダッシュのように有利な外枠を
引けるようであれば、
ナカヤマパラダイスに高い評価
与えるべきと競馬理論では判断している。


一方、スパインは、準オープン特別の駿風ステークスを制してオープン入りを果たしたように、第8回アイビスサマーダッシュの直線1000mは得意な舞台である。


しかしながら、スパインにとっては、急激にメンバーが強化した感が否めない。


よって、第8回アイビスサマーダッシュにおいて、スパインが好走する可能性は低いと競馬理論では判断している。


サマースプリントシリーズの第1戦の函館スプリントステークスからは、7着のシンボリグラン及び8着のタマモホットプレイが第8回アイビスサマーダッシュに登録している。


シンボリグランは、函館スプリントステークスにおいて、4コーナーで内の馬に寄られる不利を受けて敗れてしまった。


一方、タマモホットプレイは、函館スプリントステークスにおいて、終始大外を回らされる不利が応えて敗れてしまった。


このように、シンボリグラン及びタマモホットプレイは、函館スプリントステークスの敗戦を度外視することができるので、メンバー比較としては通用する。しかしながら、シンボリグラン及びタマモホットプレイのいずれも、エンジンのかかりの遅い馬なので、直線1000mの適性が課題となりそうである。

他には、クーヴェルチュール(後藤)、サープラスシンガー(木幡)、エイムアットビップ及びステキシンスケクンが注目される。


クーヴェルチュールは、3歳時に臨んだ去年のアイビスサマーダッシュで不利な内枠ながら3着に好走し、次走でアグネスラズベリを抑えてキーンランドカップを制しているように、スピード能力はかなりのものである。


一方、サープラスシンガーは、ほとんどすべてのレースでハナを切っているように、直線1000m向きのスピードを秘める。


よって、クーヴェルチュール及びサープラスシンガーは、いずれも休み明けさえ克服すれば、第8回アイビスサマーダッシュで好走可能と競馬理論では判断している。


一方、エイムアットビップは、一線級相手の近走こそ敗戦を繰り返しているが、
阪神ジュベナイルフィリーズで3着に好走しているように、
第8回アイビスサマーダッシュのメンバー程度であれば実績的にも遜色ない。


更に、近走のエイムアットビップは、1400m戦やマイル戦であっても折り合いを欠いていることから、直線1000mは絶好の舞台となる可能性が高い。


よって、近走の敗戦で人気を落とすようであれば、
エイムアットビップを穴馬として狙うべきと競馬理論では判断している。


一方、ステキシンスケクンは、芝のマイルまでの距離であれば
相手なりに走っており、この程度のメンバーであれば通用するスピードを秘める。


ステキシンスケクンにとっての問題は、
一昨年のアイビスサマーダッシュで12着に惨敗していることから
直線1000mの適性だが、3歳時の惨敗は本格化する前の成績ということで
度外視することもできる。


よって、第8回アイビスサマーダッシュにおいて
枠順などに恵まれるようであれば、
ステキシンスケクンにもそれ相応の評価を与えるべきと
競馬理論では判断している。


以上のように、競馬理論は、第8回アイビスサマーダッシュに出走する有力各馬の能力を分析した。


この分析結果に、調教、枠順及び展開などの様々な要素を加味して、
第8回アイビスサマーダッシュの最終的な予想を決断する。


競馬理論のファンの方は、第8回アイビスサマーダッシュの予想をお楽しみに。

新潟競馬の開幕週のメインレースは、名物の直線1000mで行われる第7回アイビスサマーダッシュである。


アイビスサマーダッシュは、斤量有利の3歳牝馬がここ2年優勝していることもあり、今年も3歳牝馬のクーヴェルチュールが人気になりそうである。


クーヴェルチュールは、1200m戦では、6戦4勝の実績を収めており、短距離戦ならば底を見せていない。また、クーヴェルチュールは、前走のバーデンバーデンカップを古馬のオープン級を抑えて制しており、古馬相手の重賞でも通用するスピードを示した。


よって、クーヴェルチュールが、51キロの斤量を生かして、前走のバーデンバーデンカップに続いて第7回アイビスサマーダッシュを優勝してもおかしくはないと競馬理論では判断している。

ただし、前走のバーデンバーデンカップのレース内容を振り返ると、勝利を収めたクーヴェルチュールよりも、2着に敗れたシルヴァーゼットに第7回アイビスサマーダッシュでは高い評価を与えるべきと競馬理論では判断している。


なぜならば、福島の開幕週で行われたバーデンバーデンカップでは、クーヴェルチュールは、逃げ争いをしたギャラントアロー(中舘)及びテイエムチュラサン(田嶋)から大きく離れた3番手を単機逃げと同じ状態でレースを進めたのに対し、シルヴァーゼットは、クーヴェルチュールの外を追走した分だけの差で2着に敗れてしまった。


つまり、バーデンバーデンカップの内容的には、シルヴァーゼットが、クーヴェルチュールよりも上である。


更に、クーヴェルチュールは、バーデンバーデンカップでは49キロだった斤量が第7回アイビスサマーダッシュでは51キロに増えるのに対し、シルヴァーゼットは、56キロのままである。


これらすべてのことを考慮すると、第7回アイビスサマーダッシュでは、シルヴァーゼットが、クーヴェルチュールに先着する可能性が極めて高いと競馬理論では判断している。


シルヴァーゼットが通用するということは、アイルラヴァゲイン(吉田隼人)及びサチノスイーティー(吉田豊)にも、第7回アイビスサマーダッシュでは高い評価を与える必要がある。


なぜならば、アイルラヴァゲイン及びサチノスイーティーは、中山のオーシャンステークスにおいて、シルヴァーゼットに先着しているからである。


オーシャンステークスでは、シルヴァーゼットが逃げを打って3着に敗れたが、アイビスサマーダッシュが直線1000mの競馬であることを考慮すれば粘りを増す。


一方、アイルラヴァゲインは、オーシャンステークスで勝利を収めたが、インの3番手という絶好位を追走してのものであり、サチノスイーティー及びシルヴァーゼットに再度必ず先着できるかどうかは微妙である。


一方、サチノスイーティーは、アイルラヴァゲインの外を追走しての2着であり、アイルラヴァゲインとの着差はコース取りの差でしかない。


以上のように、オーシャンステークスの上位3頭(アイルラヴァゲイン、サチノスイーティー及びシルヴァーゼット)は、力差がなく、展開や体調次第で着順が入れ替わる可能性が高い。


よって、競馬理論は、レース直前までありとあらゆる要素を分析し、アイルラヴァゲイン、サチノスイーティー及びシルヴァーゼットの3頭に順位を付けようと考えている。


ただし、サチノスイーティーは、去年の第6回アイビスサマーダッシュを3馬身差で快勝しており、直線1000mの競馬を唯一経験している強みがあることは加味すべきと考えている。


アイビスサマーダッシュの覇者といえば、テイエムチュラサンは、一昨年の第5回アイビスサマーダッシュの覇者である。


しかしながら、近走の惨敗を繰り返しているレース内容を見ると、テイエムチュラサンが、一昨年と同じようなスピードを披露するには無理がある。


よって、一昨年の第5回アイビスサマーダッシュの覇者で得意な直線の1000m戦であっても、テイエムチュラサンに高い評価を与えることはできないと競馬理論では判断している。


初重賞の前走のCBC賞で2着に好走したナカヤマパラダイスも、第7回アイビスサマーダッシュで人気となる。


ナカヤマパラダイスは、これまですべてのレースで3着を確保しており、底を見せていない。

前走のCBC賞でも、ナカヤマパラダイスは、54キロの軽ハンデに恵まれたとはいえ、先行して自ら勝ちに行く競馬で2着を確保しており、ポッカリと開いたインを突いて勝利を収めたブラックバースピンとはレース内容的には互角である。


そのブラックパースピンが、続く函館スプリントステークスで好内容の3着に好走していることを考慮すると、ナカヤマパラダイスが、第7回アイビスサマーダッシュで好走する可能性は高い。


また、ナカヤマパラダイスにとっては、前々走で直線1000mの競馬を経験していることも強みとなる。
よって、競馬理論は、第7回アイビスサマーダッシュにおいて、ナカヤマパラダイスに高い評価を与える予定である。


最後に、武豊騎手の参戦で注目されるジョイフルハート(武豊)を取り上げる。ジョイフルハートは、デビュー2戦目のレースを除き、すべてのレースで逃げを打っており、スピードの能力の高さに疑う余地はない。


ジョイフルハートは、前走のガーネットステークスで初めて連対を外したが、59キロを背負ってダートで32秒台という超ハイペースで逃げたことによるものであり、内容的には悲観しなくてもよい。


また、ジョイフルハートは、サロマ湖特別(1000万下)において、芝のレースも経験しており、芝の適性にも大きな問題はなさそうである。


よって、ジョイフルハートにとってはスピードが最大限に生かせる直線1000mの舞台は最適ともいえるので、第7回アイビスサマーダッシュでジョイフルハートが好走する可能性は高い。


そのため、競馬理論は、第7回アイビスサマーダッシュで久々の芝のレースとなるジョイフルハートにも、高い評価を与える予定である。


以上のように、競馬理論は、第7回アイビスサマーダッシュに出走する有力各馬の能力を分析した。競馬理論は、この能力の分析結果に、調教や枠順などのすべての要素を考慮して、第7回アイビスサマーダッシュの最終的な予想を決断しようと思う。